WORKS

代表
メッセージ

一本の線から、物語が始まる。

小さい頃の夢は、絵描きになることでした。

真っ白なキャンバスに、スッと一本の線を引く。
幾つもの線が重なり、
やがて紙の上にひとつの"物語"が立ち上がる。
その時に覚えた感動は、建築家になった今でも、私の心を捉えて離しません。

小学生の子どもが、ランドセルを放り出して
「ただいまー」と玄関に駆け込んでくる。
キッチンに直行し、冷蔵庫から牛乳を取り出して、
ゴクゴクと飲み干す。
母親は夕飯の準備をしながら、その様子を見守る……。
そんな風に過ぎ行く毎日の物語に、もっともふさわしい舞台とは、空間とは、どんなものか。

暮らしのあり方を考え抜くことで、必要な設計は自ずと見えてきます。
私たちがデザインしているのは、物質としての建築ではなく、そこで生きる人の、暮らしそのもの。

あなたの物語をぜひ、私たちに聞かせてください。

一級建築士/代表取締役

大坪 泰宏